品貧生活研究所

目標︰街中に古本屋開業。小ナリワイ実戦研究中。汐入連合体育振興会副会長。横須賀市(神奈川県)⇔旭市(千葉県)の二拠点生活中。

隣街まつりに

四方を海に囲まれた奇形の半島が隣接する島で産まれたので今住む半島に身体が馴染む。

風が合う。

肌が合う。

多分ですが、そういう感覚を掴んで離さないことが、生き物が生きることの要諦だと思います。

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【ウマを離さない】

神輿は、担がない時間に「ウマ」という木に乗っかっています。神輿の置かれる、休むための椅子です。それは前後に1つずつ、2つあります。神輿を担ぐ時に、持ち上げる際に、ウマは抜かれます。そしてウマは誰かが、次の休憩場まで運ばなければならない。その役を引き受けることが僕は好きです。

そこにあるのは役割の安心感。

【手を離さないで】

一度掴んだものは、こちらからは離さない。

それはエチケットやマナーでは無く、嗜好である。

〜〜〜

祭りは、神輿は日常にお邪魔する。

道路を塞ぎ、車を止める。

ハレとケの端境期を神輿は進む。

〜〜〜

車が通る

誰かが声を出す

「車が通るよ」

皆脇による

さらりと

小さな手が僕を求める

その求めに僕は応答する

一度掴まれた手をこちらから離すことは、僕には無い。ふと、虚をつかれる。それが余りにもナチュラルな安心感を僕に与えるからだ。ただ、同時にいつその手が離されやしないかとの、不安も手の間に挟み込まれている。個人的な見解であるが、神輿は安心を運ぶ乗り物である。

終着点は発着点である。


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