品貧生活研究所

目標︰街中に古本屋開業。小ナリワイ実戦研究中。汐入連合体育振興会副会長。横須賀市(神奈川県)⇔旭市(千葉県)の二拠点生活中。

夏・プロレスの終わり〜飯伏幸太観察記録〜

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飯伏幸太を観に行って来ました。

今までの、my・ベストバウトでした。

明後日は誰が来ても優勝でしょう。

予定通り。

【涙を流しに日本武道館へ】

日本武道館

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叫び

前の席を掴み

蹴飛ばして

勝利した時

涙が出た

予定通り

【感情レッスン】

何度かプロレスを観に行って。

叫びたいな〜と思っていました。

2年半前の大田区体育館

初めて叫びました。

虎のように。

虎に向かい。

虎年だから。

トラトラトラ…

仮面のおかげ。

(でも無理がある…)

「落ち着くな。休むな」

叫ぶ僕もまた、僕として産み直す。

【母のように女子のように保護者のように、僕は飯伏幸太だけを見つめない】

2年半前は飯伏幸太の一挙手一投足に感情が揺さぶられた。魅了されて、僕はそこに居た。彼がそこにあらわれると、時間と空間が歪む。僕のクビは席を失う。

ただ、今回は違った。もう既に書かれ終わっているbookのことを僕たちは知っている。

子ども「そんなものは、無いよ」

大人「そうだね。あるのは筋書きの無いドラマだけよね」

そうなのだ。
ドラマなのだ。
確かにあるのは。

【伝説を読んで知ったこと】

僕は今回ババアのようにドラマをのこのこと観に行ってきたのだ。ハンカチを噛みながら、ハラハラと、兎に角、無事に試合が終わることを願うだけ。勝つことは知っていた。と言うより、負けるワケが無いことを知っていた。知っていても、スリーカウントを聞くまでは泣けなかった。ちゃんと、今日は、スリーカウントが鳴った。

「まだ駄目ですか?」

と、1人つぶやく彼をずっと観てきたので、その音を聞いたとき、安心して僕は泣けた。

「良かったね」と思った。

そして、思った。

これは彼の滾りであり僕のものではない

それがよく分かった。

僕の流したものは涙ではあるが、本当に僕が流したい涙とは成分が違う。

オナニーとセックスの時に出るモノが、一緒だと、あなたは思いますか?

僕は絶対に別物だと思います。

それと同じ。

【女たちの目】

会場には、子どもの成長を見守るような女たちの目がたくさんあった。倍以上離れたリング上の男たちをファインダー越しに「かわいい」と言いながら、バシャバシャとシャッターを切る、僕の両サイドは、いわゆる、プ女子。

プ女子ちゃんたちの、ナチュラルな声援のおかげで僕もわざわざ演技がかることをせずとも、自然に叫ぶことが出来た。良い席であった。

僕は女たちの目を借りて、今日彼を観ていた。そして、僕もまたそんな女たちの目に、見られたいとも思った。

敷衍すると、飯伏もまた、幼少期、この目が不足していたのだろう。そんな陳腐な邪推も、もう止めよう。

〜〜〜

約4年に渡る、飯伏幸太による私淑的感謝教育も明後日の決勝を俟たずに仕舞いである。

まだ僕は彼を観続けるだろう。

でも、もう何かが違うだろう。

僕には「だろう」しかない。

彼には「だ」がある。

頼もしい大人である。

今日出てた飯伏のインタビュー(対談)記事。哲学者の千葉さんがやってる。今まで見た飯伏のインタビューの中でmyベスト↓
https://ddnavi.com/interview/555885/a/

f:id:fuchiwakitsutomu:20190810233101j:plain明後日、彼が黄金を纏う。然るべき時は来る。