品貧生活研究所

目標︰アルバイト卒業【1L2CK.YOKOSUKA】(イベント・レンタルスペース)/毎月第三土曜日【贈与喫茶Mr.エレファント】(無料カフェ)/毎月最終土曜日【哲学カフェ横須賀】/【なんでもやっとうと?】(便利屋)⇒「あなたの小銭が必要です」

190524

『こらだ』

新しいことばを知ると、新しい人間になったような、気になる。が、同時に概念の楔がひとつ増えることになる。良し悪しをジャッジする化ケモノが体内で増殖し、かわりに筋肉量も同様に増す。一見発達したように感じる。しかし、強靭なものは柔らかさも併せ持ち、軸が確固で、なんなら、こういったグダグダをまるっと「括弧」でくくることのできる力がある。出し入れ容易なスムースなプラスチックのタンスのように。揺蕩うことを楽しむ落ち葉のように。「力の抜き」が上手い。何が、ように、だ。ように、ようにで、そのままを受け取らずに、何かに置き換えて早ガッテンし、理解したつもりになり、結局ただ、自分が安心したいがためだろう。そうだろう。ひとの、自分の、「こらだ」に触れる度胸が無いのだ。殻ばかりを厚くして、自分の柔らかいところを隠す。それは絶対的な安心感の不在ゆえだ。ゆえだが、恨んだところで、生活は続く。ゆえに、ポップを演じて、演じきるしか術はない。星の源を目指し、よだかよろしく近付こうとしなくては。楽しそうを演るしかない。楽しくなくとも。ならば、本など読んでいる場合ではないのだ。ことばを増やしてる場合ではないのだ。が、本はそういう僕の「概念くん」を、より大きな「概念くん」でぶっ潰してくれるので、要するに、読もうが読まなかろうがどちらでもよい。でもよいということは、どちらかを選ぶことが我々には託されているように、見える。が、その実、選択肢なぞ放り投げて、明け渡すことこそ、最良のアレなのだ。アレをあれするとか、コレをこれをしないとかは、そこいらにたまたま吹く、風に任せて、ただ居るだけで良い、と想いたい。こらだ、っぺ(これ、だよね)。