品貧生活研究所

目標︰2023年3月末、街中に古本屋開業。小ナリワイ実戦研究中。汐入連合体育振興会副会長。横須賀市(神奈川県)⇔旭市(千葉県)の二拠点生活中。

横須賀ブックミュージアム一箱古本市出店感想

どうも。

お元気ですか?

僕はどうだろう。

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【一箱古本市】

男一匹空っ風
谷戸の階段200段
蔵書百冊背負い
だんだんだんと
降りる降りる
男の意志で

この度、初めて「ひと箱古本市」というものに出店してみて分かったのだが、世間にはそういう文化があるのだな、ということです。

ひと冊の古本を通してひと、と、ひとがつながる。

世界の多様性を肌で感じた、ひと日でした。

【FACE と FACE】

家にある、読んだけれど、いらない本、読んでいないけれども、読まない本を売ったり、贈与した。併せて、品貧生活研究所の宣伝活動も行なった。乱筆で書いた名刺のような紙を20枚くらい、お客さんや出店者さん、スタッフさんに手渡した。

お話を通して、そのひとの、息づかい、相手の緊張と自分の緊張を感じながら。

【只】

タダより高いモノはない。
そう言う、大人の顔が嫌いだ。
吝嗇な大人が。
その中には割りかし、尊敬している大人の顔もある。言葉のニュワンスの違いもあるのだけれども、何かあらがいたい想いが沸く。

ただ、生きることへの。

【贈与箱】

売る本とは別に、無料であげる「箱」も併せて設置した。ブックオフで5円にしかならない本を、100円で誰かに売るのは気が引けた。でも、50円で売るのは面倒だ。じゃあ「贈与」しよう。その場で、自分で決めた。

「贈与」とは?
「タダ」とは?
「ケチ」とは?

嬉々と、無料で本を渡そうとする、男の顔はどんなふうに、映っただろうか。

僕が軽蔑する大人の顔と同じではないのか。
違うと言えるか。確認できるか?

〜〜〜

タダは強い。

机の上の本は売れず

箱の中の本はどんどん減る

【狙い通り?】

「贈与箱」の本を、持っていって「くれる」人の反応は様々であった。

・ありがとうの言葉を残して颯爽と去る方
・何か買ってくれる方
・なんで贈与しているか理由を聴いてくれる方
・申し訳ないと謝る方

10時にオープン

11時に「贈与箱」の本を初めて貰ってくれたおばあさんが、僕のこの日の満足度を一気に高めてくれた。

文化会館の展示室(コンビニ4店分のフロア)では、古本市以外にも、地元のベーグル屋さん、パン屋さん、コーヒー屋さんが出店していた。僕の行きつけの店も。

おばあさん︰「これ、食べながら売りなよ」
僕︰「え?」
おばあさん︰袋をくれる
僕︰「…」
おばあさん︰「頑張ってね!」
僕︰「…はい!」

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凄く楽しかった。どれくらいかと言うと、イベント終了後の懇親会に出て、帰る道すがら、月を見た。綺麗だった。僕を祝ってくれているようだった。横須賀のタワーマンションの横から、月が。そして、つい、写真をとり「ここ」にアップしそうになった。

「あぶない。あぶない。」

〜〜〜

また出るだろう。
僕も月も。

また!

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余った本は閉店間際のブックオフに売りに行った。22冊で395円だった。から、路上ミュージシャンの「がんばろう〜」との唄声にその金を賽銭してやったぜ!!

今日会った全てのひと、サンキュー・ご縁がありますように。