品貧生活研究所

神奈川県横須賀市汐入町の谷戸(自動車の入れない階段を200段登る)における、「品」と「貧」の共存を目指す生活を研究し、その成果を報告する在野機関。研究所にカフェの併設を目論む。

『奇跡の本屋をつくりたい』

コミュニティ本屋

 

本屋は単に本を売る場所ではない。人が集まるコミュニティ・スペースであり、身近な公共空間でもある。人が集まるためにも本屋を作る必要がある。だから、できればカフェの併設を考えたい。p147

 

「きんじょ」に↑こういう古本屋がある。

文化好きな地元の人たちが集まってる。

僕もその輪に入れていることが嬉しい。

小さなカフェも併設してあって、年代の違う人たちとおしゃべりできる。

文学や映画、美術に政治、横須賀の今昔物語を先輩たちが語ってくれる。

大切な居場所の一つである。

 

本屋は大変や

 

古本屋の主人は元新刊本屋店長だった。

東京の凄く有名な本屋さん。

今の時代に、本屋をやることの難しさを、さまざまな角度より聞く。

 

前職の会社に書籍部があった。

他部署であったが、本を取り巻くシステムの苛烈さを知る。小さき本屋は大きな本屋にどうしても抗いにくい。闘えない。

 

昔読んだ本↓でも、本屋さんのハードワークを学ぶ。

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*Amazonより画像借用

 

次の本屋

 

①粗利三〇パーセント

②少ない在庫

③借金をしない

④少ない固定費

p198

 

40年本屋をやってきた著者の久住さん。

店を閉めた後も、次はどんな本屋を作りたいか、考え、ブログで発表していました。

それが上記の4項目です。

 

②、③、④の項目は自称ミニマリストの僕には、しっくりきます。

本屋に限らず、生活もそうありたいです。

 

おもしろいと思ったのは①です。

普通新刊本の粗利は20%くらい。

それを30%にするために、久住さんが掲げる案が以下。

  • 出版社からの直仕入れ
  • 古本
  • グッズ
  • 飲食
  • イベント 

これからも生まれる多くの本屋は、久住さんが考えるコミュニティ・スペースになるだろう。本屋に限らなくとも良いが、読んでそう感じました。

 

 

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ミシマ社『奇跡の本屋をつくりたい』

久住邦晴

引用はすべて本書より。