汐入谷戸品貧(ヒンヒン)生活研究所

神奈川県横須賀市汐入町の谷戸(自動車の入れない階段を200段登る)における、「品」と「貧」の共存を目指す生活を研究し、その成果を報告する在野機関。研究所にカフェの併設を目論む。

オラが町にもケーキ屋が

駅前にケーキ・カフェが開店したので行ってきました。

自分よりも年若いお二人が開けた店で、自然と応援したい気持ちになります。

今年初めてケーキを食べた、無職がケーキなぞ食べやがってと、

心の中で自分を少し責めたりしつつ。

べつにケーキが特段好物だというわけでは無いが、

やはり「贅沢をしたな」、「美味しかったな」というほっこりした気持ちになる。

また食べたいなって。

 

でも、明日は行かないだろう。
明後日も行かない。
一週間後も行かない。
10日後は微妙・・・。
月に2片くらいは食べてもいいんじゃないかな。*収入があればの話

 

ケーキを定期的に食べる生活は貴族みたいで、贅沢で、生活が華やぐ。

 

ケーキに代表される贅沢品って、経済的にも気持ち的にも「余裕」がないと買えないよな、

と思います。

生活するだけで手一杯の人にはケーキなぞ不要だし、

むしろ無駄遣いの誘惑になって目障りかも。

 

でも、経済的に苦しい生活であっても、そんなある意味無駄な、贅沢なものをたまには買えるのって、気持ちの面では余裕があるよな、って思う。自分へのいいわけか、楽観的で無計画なだけのことかもしれんがしかし、

大げさに言うと、文化を楽しむ余裕があるというような。

 

だから、我が町にケーキ屋を開いてくれるってのは、ある意味お二人が、町の人たち(の余裕)を信用したってことじゃないかなと思う。

「汐入の人はケーキ買ってくれんべ」って。

これってうれしいことだと僕は感じます。

 

「余裕」って、あると、自分にも他人にもやさしくなれると思うから。

要は「汐入の人ってやさしいよね」って思ってんだろうなって。

それは僕も感じるし、住んでて。

 

だからか、人のやさしさを信じる気持ちが含まれている「店」って、ケーキ屋に限らずに、生活を彩る店(僕にとってカフェとか本屋とか銭湯とか)とは、必ずしも生活の必需ではないからこそ、贅沢で人をゆたかな気持ちにさせる。行かなくても、町にあるだけで人々の生活をゆたかにするし、実際に行くと気持ちの「余裕」がもらえる。

もちろんイオンでも、安くて良いものが買えて我々の生活をゆたかにしてくれる。

でも、個人の店って良いよな~って思う。なぜか。誰に自分の払った金がいってんのかという流れが分かりやすいのもあるし、それ以上に、今の時代特に、困難で楽じゃないであろうと思われるものごとに、それぞれの想いを持って取り組まれているという姿勢への「敬意」みたいなものを感じるから。そこにはあこがれもある。実際、店やってる人たちはそんなこともないのかもしれないが、どんな感じなんやろか?という想いからオラもいつか店みたいなものをやってみたいべ、と思うわけです。

 

汐入にこれからもいろんな店が出来てほしい。豆腐屋とか。

 

↓一月前に近所の銭湯が閉店。引っ越し当初、家風呂の修理が終わるまで、通っていました。銭湯は我が「贅沢」の最たるものです。

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