品貧生活研究所

神奈川県横須賀市汐入町の谷戸(自動車の入れない階段を200段登る)における、「品」と「貧」の共存を目指す生活を研究し、その成果を報告する在野機関。研究所にカフェの併設を目論む。

『遭難フリーター』岩淵弘樹

f:id:fuchiwakitsutomu:20180309155916j:plain読書記録をつけて見たかった。

読んだ痕跡をブログ記事にすれば、現物を捨てることができると思ったから。

それな。

 

職ヒエラルキーは以下のように配置できると思う。

 

 無職<フリーター<契約社員<正社員<社長

 

無職の私がお隣階級のフリーター本を語る。

己の行く末を見据え、あらかじめ勉強しとかなきゃ。

 

積極的無職→自発的フリーター

 

引用:P4 まえがき より

『この本は二〇〇六年三月から、二〇〇七年三月までの一年間、実家の仙台を離れ、派遣社員として埼玉のキャノンの工場で過ごした当時二十三歳の日々の記録だ。

 俺は当時、家庭用ビデオカメラで雑巾のように擦れていく自身の姿を撮影し、携帯電話で揺れ続ける心理をブログに打ち込み続けていた。』

 

約10年前の、2009年に映画版を観た。自分よりも少し年上の、若者の「あがき」を。

 

引用:P147 一〇分間の幸せ より

『先日、知り合いに手紙と好きな曲を入れたCD‐Rを送った。感想が届いた。

「グダグダな人生にも、一瞬の奇跡や一〇分間の幸せは、いつでもそこにちりばめられているんだよ、みたいなメッセージめいたものがあるような気がしました」

 俺がCD‐Rを押しつけるように送ったのも、こうして日記を書くのも、映画を作るのも、「グダグダな人生」にちりばめられている」はずの「一瞬の奇跡や一〇分間の幸せ」を感じたいからだ。』

 

引用:P180 死なないための人体実験 より

『俺はまだ東京で何もやってないじゃないか、それだけでもここにいる理由にはなるじゃないか、そう思えた。』